やしお

ふつうの会社員の日記です。

掛川旅行

 8/28-29に同期と二人で掛川(静岡)旅行に行ってきました。同期の奥さんの車を借りて。


1日目:掛川城→浜岡砂丘御前崎:海鮮料理みはる(夕食)→真砂館(倉真温泉の宿)
2日目:掛川花鳥園


 前日に掛川へ行くことを決めて、どこに行くかは当日その場その場で決めた割にはどれもすんごい楽しかったです。

掛川城

 これはすごい! いい城!
 木造で再建されていて木の匂いがする天守。最上層からの景色はかなりきれいで、風が吹いて真夏なのに涼しかったです。



 二の丸御殿が現存していて見学可能。江戸時代みたいな気持ちになります。私は平成のサラリーマンなのに……



 広いんです。映画「雨あがる」や「必死剣 鳥刺し」の撮影に使われた、と言われてたしかにそうだ! と急に記憶が。
 御殿だけでなくてかなり周辺が整備されていました。城ってよく「ほら、お前ら天守だけあればうれしいんだろ?」みたいなところが多いんですが、ここは本気のようでした。


浜岡砂丘

 浜岡……砂丘……?
 という知識でしたが夕方ごろ行ったら夕日がとてもきれいでした。ご存知かもしれませんけど、夕方になると太陽って、夕日になって、きれいなんですよ。



 さらさらの砂も、波打ち際へゆくと湿って足裏の感触が変わって楽しい。



↑これは一緒に行った人の足



 波を背負って、虚無的に立つ私。平成の企業戦士。
 ズボンの裾をまくっていたのですが、この後波でびっしゃびしゃになりました。



 足跡がきれいに残る。



 足裏の感触や波や砂の動きを見るのが面白くて歩き回っていたら日が暮れました。右手には風車も見えます。ちなみにこの逆(東側)には浜岡原発が見えます。



 靴を残して、しんだみたい。


 この後、御前崎の「海鮮料理みはる」というお店へ。波をかぶって、ひざ下がびちゃびちゃになっていたので「ひざ下がびちゃびちゃの企業戦士は入ってこないで下さい!」と店員に言われるかなと怖かったんですが、普通に入れてくれました。そしてちゃんと、注文した真ハタ刺身定食+あら汁が供されました。てっきりズボンがびちゃびちゃなので出してくれないかな、と思ってたんですが……人情ですね。おいしかったです。

真砂館(倉真温泉の宿)

 明治27年創業とか。部屋も風呂も食事も満足。
 宿でウインキーJr.という犬を飼ってました。
 清算するときに女将(?)が「そこの川沿いのどこかに縛っておいたから、よかったら帰りに会いに行ってやってください」と言ってた。犬って「つないでおく」とはよく言うけど「縛っておく」って何……亀甲縛りとかなの……こわい……と思っておそるおそる見にいったら、私たちを見つけるなりすんごいしっぽ振って歓迎してくれたのがウインキーJr. ぜんぜん亀甲縛りじゃない。



 たのんでもいないのにすぐにお手をしたがるし、お座りしたがるし、撫でてやると嬉しそうだし、別れるときにはわんわんゆって、すごくいい犬。でも、亀甲縛りじゃない……


掛川花鳥園

 はいはい鳥だらけ。


 エントランスにすでにフクロウが大量にいる。



 目が合うと、もう目をそらしてくれない。




 鴨ははいて捨てるほどいる。一緒にペンギンもいる。その辺を歩いている。すぐ寄ってくる。



 床にもいるし、



 消火器の上にもいる。



 こっちみんな!



 頭にシメジみたいのを載せたやつもいれば、



 鳩の仲間もいる。この鳩、膝丈くらいまである。(ちなみに後ろの赤いのはサギ)



 関係ないけど、「ディレクター・ジョージ・T・ムーア」という名の睡蓮があるみたい。




 屋外にはペリカンがかたまっていたりした。でかい。



 最後にフクロウなんかのショーを見て帰ってきた。


 ウワサには聞いていたけれど、本当に鳥だらけだった。しゃがんで写真を撮っていると後ろからかばんをつつかれるし、ぼんやり立っていると頭すれすれに飛んでくる。
 普段、カラスしか見ない。しかもお互いの人生に干渉しない距離を保っているっていうのに、ここの鳥たちときたら恥も外聞もなく距離ゼロでくるから、どきどきする。