http://book.akahoshitakuya.com/cmt/19701704
集合、群、トポロジー、位相空間、射影幾何学……あちらこちらで見たり聞いたりしてきた話が、この一冊でお互いの関係をすっきり理解できました、とまではまだとても言えないけれど、でもずいぶん腑に落ちましたありがとう。例えば、要素間の関係を全て壊して唯一残った計数を考えるのが集合論、一方、要素間の働きを集めたものが群、とか、トポロジー的写像から制限を加えていくと射影幾何学→アフィン変換→ユークリッド幾何学となる、とか。ずいぶん具体例を示してなんとか私らみたいな素人にも味わってもらおうとしてくれてありがたいね。
- 作者: 遠山啓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1952/05/10
- メディア: 新書
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