http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34892160
結局大リコール&社長が公聴会に出席するハメになった’09-10年のアメリカでのトヨタ叩きのまとめ。製造業への理解が深いわけでも、当時の内幕が語られるわけでも、統計的に詳細な分析が展開されるわけでもなく、トヨタが米国生産子会社を閉鎖して不満が高まったという論拠も薄弱だし、「アメリカ型ポピュリズム」の原因も多民族国家だからで済ませて、日米の政府や報道関係者への苦言という結論もありきたりだとしても、どのように炎上が起こって燃え広がり、収束していったか経過を見せてくれるだけでも面白いからぜんぜんぼく怒ってないよ。
アメリカ型ポピュリズムの恐怖 「トヨタたたき」はなぜ起きたか (光文社新書)
- 作者: 齋藤淳
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/12/14
- メディア: 新書
- クリック: 21回
- この商品を含むブログ (4件) を見る