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基本動詞や形容詞のニュアンスの違い等を、言語の背後にある感覚や論理から(時に日本語と比較しながら)丁寧に説明される。その解説が最も身に染みるのはたぶん、「俺もそう思ってた!」と感じるレベルにいるときなんだろうな。それなりに英語に触れた経験があって帰納的に背後の論理を感じながら、まだ明確にそれを言語化できていない。そんな状態でそれをぴったり説明してくれる言説に出会えると身に染みて内面化できる。そのレベル未満だと「へえー」とただの知識として頭の表面を滑り落ちていく。理解ってそういうもんだと思いながら読んでた。
- 作者: マークピーターセン,Mark Petersen
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1990/09/20
- メディア: 新書
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