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自分のことをよく理解するためというより、他人をより良く想像するために有用だ。えっこれくらいのテレビの音大丈夫でしょ、なんでメモも取らずに聞いてるんだよ、とか自分の特性を無意識に基準にして他人を見てしまうから、こうやって「他人の感覚は全然違う」と具体的にあれこれ示してもらえると自分の思い込みを引き剥がせる。心理の話を生理で時々説明付けされると不満な気持ちになるのは、徹底してそこに頼らずに理論構築する大変さを曖昧に放棄できるから嫌なんだけど、たぶん一般的には大脳生理学的な面で語らないと説得力がないんだろうな。
医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)
- 作者: 本田真美
- 出版社/メーカー: 光文社
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