やしお

ふつうの会社員の日記です。

高埜利彦『江戸幕府と朝廷』

https://bookmeter.com/reviews/92083347

以前、熊倉功夫後水尾天皇』を読んで、江戸時代初期に天皇・朝廷がどのように幕府によって体制に組み込まれて、政治的実権から疎外されていったか、そこにどう抵抗/順応したかなどの話が面白かったので、ではその後の幕末にかけて朝廷が何をしていたのか、どういう組織体で意思決定をしていたのか、といった点を補助的に見たかったので、その意味ではコンパクトで最適な本だった。

江戸幕府と朝廷 (日本史リブレット)

江戸幕府と朝廷 (日本史リブレット)