やしお

ふつうの会社員の日記です。

黒田草臣『終の器選び』

https://bookmeter.com/reviews/110423158
著者の両親が北大路魯山人の家の2階に住んでいた時期があり、その後も父親の遣いで魯山人のところへ通ったという。本書は陶磁器全般に関する解説書だが、魯山人がどういう人物で、やきものの世界に与えた影響も知られて、なんか漠然と「美味しんぼ」の海原雄山みたいなイメージしかなかったけど、実際めちゃくちゃ探究心が旺盛でアクティブで、かつ有能な人物だったことがよく分かるし面白い。


 その後、著者が営む渋谷のギャラリーに行って、誕生日プレゼントで青瓷の湯呑を買ってもらった。本書でも紹介されていた作家の作品。本当にかっこよくて気に入っている。