http://book.akahoshitakuya.com/cmt/17600782
だらだら長引かせるのはよくない、という感覚があるのね。NAMや「批評空間」をとりあえず解散する、原発はまず止める。惰性で駄目になるより、まずぱっとやめちゃってそれから考えるのがいいみたいな。もしかしたら経験則的なものかもしれない。(理由付けは後からどれだけでもできるしね。)本書の多くの分量を割いて、デモって何? 民主主義や国家や社会にとってどんな位置づけでどんな働きをするのか、ということが語られる。デモが何かの手段というより、それ自体が目的として存在するという認識は、デモへのハードルを下げるのに便利そう。
- 作者: 柄谷行人
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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