やしお

ふつうの会社員の日記です。

Switchに縛られていたこのあたしが解放される

Switchのソフトが新春セールで安かったから「ぷよぷよテトリス」と「オクトパストラベラーズ」を年明け早々に買って、もともと「ちゃんと一つのソフトを終わらせてから次のを遊ぶ」って決めてて、「ぷよテト」から着手して一応ストーリーモードみたいのがあ…

人の人格が成長するのを見たのかもしれない

小学生の甥っ子の兄弟のうち、弟の方が大変になっているという話を以前に書いた。 甥っ子が承認欲求のおばけになっていく - やしお ゴネ得の人はそれ以外の方法を知らないのかもしれない - やしお 自分の願望を実現しようとする時に、他人を気持ちよくする(…

やる気をギガドレインみたいに吸い取るタイプの人

会社で最近、課をまたいだプロジェクトグループに参加した。メンバーの他に元部長がアドバイザーとして参加していた。元部長はアドバイザーの枠を越えてほとんど活動を主導していた。リーダーを含めたメンバーの意見はアドバイザーによって修正され、アドバ…

山内昌之『イスラームと国際政治』

https://bookmeter.com/reviews/77454839 中東だけでなく、アジア・アフリカのイスラム国家や、アメリカのブラックムスリム(黒人のイスラム教徒)も解説されている。雑誌連載をまとめたもので、全体で大きな解説というより各トピックに関して歴史的な経緯や…

堀栄三『大本営参謀の情報戦記』

https://bookmeter.com/reviews/77454786 太平洋戦争中に大本営の情報参謀になった著者の、主に太平洋戦争に関する回顧録になっている。太平洋上に点在する島々を攻略することの意味や、制空権というものがどういう意味を持つのか、アメリカ軍と日本軍の戦略…

五百蔵容『砕かれたハリルホジッチ・プラン』

https://bookmeter.com/reviews/77451348 少ないルールや制約から出発してこんな複雑な戦略や戦術が導出されて実際そんな戦いが起こっている、みたいな話は、将棋でもサッカーでも読んでて興奮する。(将棋も)サッカーも見ないしやらないから正確に理解でき…

桐野夏生『メタボラ(下)』

https://bookmeter.com/reviews/77451251 主人公が二人のお話だけど、生気を徹底的に奪われた人がもう一度生き直す話と、生気に満ち溢れていた人がふいに奪われてしまう話とが、お互いがお互いをきっかけにして起動している、そんな物語になっている。「生き…

桐野夏生『メタボラ(上)』

https://bookmeter.com/reviews/77451130 桐野夏生を読んでいて気持ちいいのは、がちがちにプロットが構築されているわけじゃなくて、行き当たりばったりで出来ているというか、視点人物がある状況や人物にぽんと出会って、それに対処していくんだけど、その…

酒井啓子『9.11後の現代史』

https://bookmeter.com/reviews/77454818 9.11後のアフガン戦争、イラク戦争、アラブの春、ISやシリア内戦がどう推移したのかと、それらが第二次大戦後のどういう経緯で発生しているのかという背景を整理して解説してくれるありがたい本。WW2後イスラエルが…

本田和子『異文化としての子ども』

https://bookmeter.com/reviews/77451078 現実の子供の生態やメカニズムを解説するものではなくて、子供と大人を分けるものとは何か、大人が「子供」という枠組みで子供を見るというのはどういう機序で起こるのか、という話だった。大人にとって「整合性があ…

金井美恵子『岸辺のない海』

https://bookmeter.com/reviews/77450874 金井美恵子の小説は、具体的な生活や会話や人間が詳細に描かれていく側面が大きい作品と、書かれることへの意識が持続的に呼び覚まされるような側面が大きい作品とがあってどっちも好きなんだけど(でも例えば『ピー…

『来る』のシン・ゴジラ悪霊版みたいな楽しさ

さっき『来る』を見てきた。公開したばかりの映画だから、ネタバレ的なことは書かないけれど、見てたら途中でもの凄いわくわく感に襲われて、この感じ何かに似てると思ったら、『シン・ゴジラ』だった。ホラー映画と思って見てたら、いつの間にか悪霊版『シ…

焼きそばが墓の下からよみがえる

テレビで「焼きそばやうどんの麺が値上げする」というニュースをやっていた。それを見た瞬間、「自宅で焼きそばを焼く」という可能性を急に思い出した。焼きそばのことを忘れていた、というのがすごく変な感じがした。スーパーに行けば焼きそばパンは見かけ…

中東の大雑把なまとめ

ニュースや本で中東地域の話が出てきても今までよく分からなくて、一度自分なりに整理しておきたいと思った。特に第二次大戦以降に中東でどういう戦争・紛争が起こっていて、どこが対立・支援したのかという流れを理解したい。 三つ巴 国家体制の違い 王制・…

体制が変わって70年経つとおかしくなるのかもしれない

政府が外国人技能実習生の調査をまともにやらずに(ほとんど結果を捏造して)外国人労働者受入れ拡大を目的に出入国管理法改正を進めようとした、という話だったり、水道民営化の外国の実例をまともに調査せずに進めようとした、という話を見ながら、よく似…

会社でグループリーダーになるから準備する

職場のグループリーダー(GL)を交代し、年明けから自分がやるように、という内示を受けた。古い大手メーカーで、課の9割が自分より年上の中で、32歳で係長クラスを任せてもらえる、そう評価してもらえたらしいのはとてもありがたいことだと思った。15歳でガ…

はてなブログへの移行と、はてなダイアリーの記憶について

はてなダイアリーが終了するというのではてなブログに移行させた。もともとダイアリーに愛着や未練があって使い続けていたわけではなく、ブログの方は「メインアカウントにログインしたまま編集できない」、「有料版が高い(2~3倍)」という消極的な理由で…

あれは何だったんだろう? と当惑する遠い記憶について

もう1ヶ月以上も前のことだけど、ギャグアニメの『あそびあそばせ』の第10話で、主人公の女子中学生が、同学年の特に親しいわけでもない女子にふいにキスされて、「あれは何だったんだろう?」という困惑と、でも甘い感覚の混じった中でふわふわするというエ…

空気を読まずに怒るのが難しい

ちょっと前に、フリーランスの人が区役所のイベントの仕事を引き受けたら、会場をダブルブッキングしてしまった区の職員に「会場のキャンセル料をあなたのギャラから引く」とむちゃくちゃなことを言われた、という話が話題になって、実際いきなり理不尽なこ…

メーカーでよくある開発の人の不満

たぶんありふれた話なんだけど、飲み会とかで「開発部門と製造部門でちゃんと給与の差をつけるべきだ」という話を開発部門の人がしてると、(今目の前にいる私は製造部門の人間なんだけどな)と思ってどんな顔していいのかわからなくなる時がある。実際には…

バーガーキングのAIで作ったCMの全セリフ

さっき、 バーガーキングがAIにCMを作らせたらとんでもないデキになった - GIGAZINE の記事を見て動画も見たけどすごく笑った。アメリカのバーガーキングが、AIにCMの脚本を書かせてみたとかいうやつ。 あんまりおかしかったから、セリフの全体を見たいと思…

『ゼノブレイド2』と『Undertale』:下ネタと性の扱い

この前の土日にSwitchで『Undertale』をプレイした。ちょうどその前に『ゼノブレイド2』をやっていて「嫌だなあ」と感じていた部分がごっそりなかったのが心地よかった。(どちらもRPG。)これはゲームそのものの話とはあまり関係がない。 『ゼノブレイド2』…

鈴木伸元『性犯罪者の頭の中』

https://bookmeter.com/reviews/75013718 A受刑者が10年以上に渡る性犯罪の加害者となるプロセスがとても興味深かった。優秀な高校・大学を出た→就職して長時間労働・休日出勤・上司や同僚のプレッシャーで自殺を考えるようになる→闇サイトを見る。人が知ら…

ケネス・J・アロー『組織の限界』

https://bookmeter.com/reviews/75013674 訳者が書いている通り、この本はまず、数理経済学として市場の機能を徹底して数学的に形式化させていくという著者アローの仕事が第一にあって、それに対するカウンターとして、市場の機能に包摂されない意味での「組…

水野俊平『台湾の若者を知りたい』

https://bookmeter.com/reviews/75013621 その気がなくても「おいしいです」「また遊びに行こう」ととりあえず言うのは日本人にとって「嘘をついている」という感覚は全く無いしマナーですらあると思ってるけど、台湾の人にとって「嘘」「極めて無礼」と感じ…

ウィリアムズ選手と怒りの位置付け

USオープン 女子シングルス決勝でのセリーナ・ウィリアムズ選手の主審への抗議とそれに対するペナルティについて、およそ以下のような複数のストーリーで語られている。 【ストーリーA】 調子を落として苛立ったウィリアムズ選手はラケットに八つ当たりし審…

冷たいと言われる人達

理屈っぽい、親身じゃない、家族や友人も所詮他人、本音で話さない、去る者を追わない、他人に期待しない……そうした態度の人が「お前は冷たい」「ドライな人間だ」と言われたりする。 理由や論理を抜きにして相手に自分の言いたいことが伝わるとは考えない。…

清水潔『「南京事件」を調査せよ』

https://bookmeter.com/reviews/74736329 南京事件は発生した当時「中国兵が市民になりすましている」という理由で一般市民を含めた殺害が指示されていた(その指示が文書として残っている)が、米軍機が日本の民間施設・民間人に空爆や機銃掃射での攻撃を加…

田中幾太郎『三菱財閥 最強の秘密』

https://bookmeter.com/reviews/73566297 タイトルが週刊誌っぽいというか陰謀論っぽいけど、内容は三菱系企業が定例の社長・会長の懇親会を通じて現実的にどういう影響を及ぼし合っているのかという話だった。資本関係もないのに、設立のルーツが岩崎家・三…

村上龍『音楽の海岸』

https://bookmeter.com/reviews/73566245 自己を正確にコントロールしながら周りの人物を使いつつ特定の人物を破滅に追い込む、しかし破滅させた側も大ダメージを負う、と言ってしまうとよくある話だけれど、この破滅やダメージは、経済的な側面や社会的な地…