やしお

ふつうの会社員の日記です。

10日前の日記

 10/2(金)の仕事帰りにクリスティン・ジェフズ『サンシャイン・クリーニング』を観た。何の期待も持たず下調べもせずに行ったけれど、とても丁寧で好感の持てるいい映画だった。いくらなんでもおセンチ過ぎやしないかなあざと過ぎないかなと思うところもあったにしても説明的なところを抑制していてえらい。言うのは簡単だけれど説明的なことを排してゆくのはしんどい。ついつい「ここは悲しいんですよー」、「喜んでるんですよー」とやりたくなってしまう。楽だから。それを丹念に状況を作り上げる作業をするのはしんどい。しんどさを引き受けてるのでえらい。私にほめられてもうれしいうれしくないの以前に知らないだろうけどほめちゃう。えらいよ。