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まるで事故みたいな出会い方で、あまりのことに、まとまりを欠いたことしか言えないけれど……いろんな鳥がどんどん出てきて日本語からするとかなり妙な鳴き声(なにせ鶴の鳴き声が「スンゴー!」)を響かせながら、富も肉体も血縁も全てをひたすら否定し続け、そしてやたら幸せそうに飛び立っていく……経典ってこんななの!? 否定の中にあって根本的にまず、言葉は在る。心は在る。そこからスタートして考える、ということなんだろうか。まだよくわからない。わかる、わからないの話なのかすら、よくわからない。
- 作者: 中沢新一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/06/26
- メディア: 文庫
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