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迷いながら必死にやってる、他人は自分を許さないだろうと思ってる、それでも必死でやってく、その中でふいに、赦しが訪れる、自分が許されているということを人に教えられる、それが17年の時間差でシンクロしながら訪れる、ということで、こういうのは単純に生理的な反応として泣いちゃうけど、それって作中の新聞屋さん達が紙面に「泣き」を入れるって態度と通底している(作りが一緒)。映画の「俺物語」とかもそういう構造になってるなと思い出してた。一応、衝立岩を画像検索したけど無理。わたし宇宙と深海と山は絶対行きたくないと思った。
- 作者: 横山秀夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/06/10
- メディア: 文庫
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