やしお

ふつうの会社員の日記です。

バーガーキングのAIで作ったCMの全セリフ

 さっき、
バーガーキングがAIにCMを作らせたらとんでもないデキになった - GIGAZINE
の記事を見て動画も見たけどすごく笑った。アメリカのバーガーキングが、AIにCMの脚本を書かせてみたとかいうやつ。
 あんまりおかしかったから、セリフの全体を見たいと思って探したけど見つからなかったから書き起こした。(YouTubeの自動生成字幕は結構間違ってる。アメリカ人のコメントも参考にしながら修正してみたけれど、直りきっていないところも多々あると思う。)


Math Chicken Tender +++


Gender reveal bad.
Tender reveal young.
It is a boy bird.
with crispy chicken tenders from burger thing
like a lavender but minus one.
Math is tasty.
Tender + sauce equals romantic dinner.
Eat the math.
Pick two of these for six money bucks.
BK logo appears.


性は「悪い」を明らかにする。
テンダーは「若い」を明らかにする。
それは少年の鳥だ。
バーガーというもの由来のクリスピーチキンテンダーを伴って
ラベンダーのようだがマイナスワン。
数学は美味だ。
テンダー+ソースはロマンチックなディナーに等しい。
数学を食え。
2本で6ドル。
BKロゴが表示されます。


 最初の韻を踏んでくるところと、最後の「数学を食え」のところで笑ってしまう。ラストで急に「BK logo appears.」って「ここに名前を表示」みたいなテストで入れておいたテキストがそのまま表示された、みたいなこと言うけど、これは他の動画も同じだった。
 チキンテンダー(chicken tenders)はケンタッキーの「クリスピー」みたいなやつで、アメリカのマックやバーガーキングでも定番メニューになっている。「burger thing」というのは「バーガーキング」がおかしくなっている。他もそうだけど「似たような音の別の言葉」に置き換わっているパターンがちらほら発生している。


Chicken Fries beat Potato loser


Is it bird? Is it Plane?
It was bird.
Now it's chicken fries.
Burger King logos.
Chicken is the new potato
We are not sorry the potato deserved this chicken fries from Burger King
Forget potato.
Barger King logo appears.


鳥か? 飛行機か?
それは鳥であった。
今やそれはチキンフライである。
バーガーキングのロゴ。
チキンは新たなポテトである。
ポテトがバーガーキングのこのチキンフライに値するということを、我々は残念だとは思わない。
ポテトを忘れろ。
バーガーキングのロゴが表示されます。


 スーパーマンみたいな感じで始まったと思ったら「それは鳥であった。今やチキンフライである。」ってバーガー屋のCMで言われると、ものすごい味わい深さがあるなと思う。あとチキンは新たなポテトって何。


Chicken Sandwich Crossing Encouraged


The chicken crossed the road to become a sandwich.
Burger King encouraged the chicken made with white meat chicken.
Bed of lettuce for you to sleep on.
Bed of mayonnaise for extra sleep.
The chicken sandwich from Burglar King.
Tastes like bird.
BK logo appears.


チキンはサンドイッチになるため道路を渡りました。
バーガーキングは、白い鶏肉でできたチキンを勇気づけました。
レタスのベッド、あなたが上で眠るための。
マヨネーズのベッド、さらなる眠りのための。
強盗王のチキンサンド。
鳥のような味。
BKロゴが表示されます。

 詩的な感じで続いていったと思ったら、最後に突然「チキンサンド。鳥のような味。」って言われると(そりゃそうでしょうね)という気持ちになる。
 あと「Burger King」ではなく「Burglar King」と言っている。


Whopper Mansion Title


The whopper is back, it never left, but it's back.
Flame-grilled just like you.
With vegetables fresh and flying just like you.
The whopper lives in a bun mansion just like you.
Order yourself today.
Burger King
Have it Uruguay.
BK logo appears.


ワッパーは戻ってきました、それはずっとここにいましたが、しかしそれは戻ってきました。
炎で網焼きにされています、あなたと同じように。
新鮮で飛行している野菜を添えて、あなたと同じように。
ワッパーはパンの邸宅に住んでいます、あなたと同じように。
自分自身を今日は注文しなさい。
バーガーキング
それをウルグアイにしなさい。
BKロゴが表示されます。


 最初の「戻ってくるがそこにある。そこにあるが戻ってくる。」みたいな禅問答。一呼吸置いて「...just like you.」って言われるのが3回続くのが耐えられない。
 あとバーガーキングのキャッチコピーは「Have it your way」だけど、それが「Have it Uruguay」になっている。ウルグアイは英語読みだとユラグウェイで、実際の動画でも「ユアウェイ」ではなく「ユアグウェイ」と言っている。



 90年代末〜00年代頭に『それだけは聞かんとってくれ』というテキストサイトが更新されててめちゃくちゃ好きだったんだけど、「軒ビーム」という記事は、英日→日英の自動翻訳を繰り返してだんだんおかしな文章になっていく、という話('00/6/19の記事)で当時中学生だった自分が死ぬほど笑ったのを何となく思い出して、懐かしくなった。
Sorekika 【第326回 軒ビーム】