AirPods Proを使って会社のPCでTeamsやSkypeの会議をしようとしたら、「マイクは使えるけど音が聞こえない」か「音は聞こえるけどマイクは使えない」のどちらかの状態にしかできなくて困っていた。結論としては「AirPodsProのノイズキャンセリングを切って、外部音取り込みモードに切り替えると、音も聞こえるしマイクも使える」ということだった。
誰か同じ症状で困っている人がいるかもしれないし備忘録を兼ねたメモを残しておこうと思った。
症状
TeamsやSkypeのオーディオ設定で、
を選択すると、「音声は聞こえないが、マイクは使用できる」状態になる。
(特に何も考えずに接続するとこの状態になる。)
を選択すると、「音声は聞こえるが、マイクは使用できない」状態になる。
回避方法
AirPods Proを、ノイズキャンセリングモードから外部音取り込みモードに切り替えると、
の設定で「音声は聞こえるし、マイクも使える」正常な状態になる。
※ちなみに「ノイズキャンセリングはOFFだが、外部音取り込みもしない」モードもあるが、それでどうなるかまでは確認していないので、単にノイズキャンセリングがOFFなら行けるのか、外部音取り込みまでしないといけないのかは分からない。
あとノイズキャンセリングがONでも普通に使えている人もいるのかもしれない。自分の環境では、ノイズキャンセリングがついていない他のBluetoothのヘッドセット(マイク付きイヤホン)でも、同じような症状が出て使えなかったりしたので、PCやイヤホン側の仕様の組合せとかも要因になっているのかもしれない。ただとりあえず自分はそれで解決したので、それ以上深入りして調べたりはしていない。
ここでは偶然同じような症状に陥っている人に、「とりあえずノイズキャンセリングを切ってみる」とか「外部音取り込みモードを試してみる」というトラブルシュートのヒントを置いておこうと思っただけ。
分かったきっかけ
SONYのワイヤレスイヤホン・ヘッドホンのサポートのウェブサイトで、
パソコンのビデオ通話でワイヤレスヘッドホンを使う | Sony JP
- ビデオ通話用アプリでは、「ヘッドセット」を選択するのが正しい。
- 「スピーク・トゥ・チャット機能」が有効だと、ヘッドセットからの音声が消音されることがある。
というのが書いてあった。
それで「スピーク・トゥ・チャット機能ってなに?」と思ったら、SONYの一部製品で採用されている「相手の音声をマイクで取り込み聞きやすくする機能」とのことだった。それでノイキャン機能が関係ある場合もあるんだ、と思って試してみたら、たまたま合っていた、という感じ。