やしお

ふつうの会社員の日記です。

古川武彦、大木勇人『図解 気象学入門』

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/10953554

これは分かりやすいわよ! 気象関係の本ももう6冊ほど読んでるから初めて知る現象が書かれてるって事はないけど、その現象が起こる理由、筋道は今までで一番丁寧に書かれているのよ。例えば「発達初期の低気圧は、上空の気圧の谷が地上の低気圧中心に対して西傾している」という事実は知っていたけど、その理由を本書で初めて知ったわ。(まあ、今までの本はそれくらい自分で考えろ、ってことかもしれないけど。)イラストもとっても見やすい。最初にこれを読めば良かった。意味も無くオカマ口調になるくらいあたし、これオススメよ。

 気象の専門家(古川武彦)と教科書作り(中学卒業程度向け)の編集者(大木勇人)がタッグを組んで作っているからこの分かりやすさを実現出来ているのかもしれません。講談社ブルーバックスを読むのは初めてですが、もう少しこのシリーズをチェックしてみようかな。

図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図 (ブルーバックス)

図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図 (ブルーバックス)