http://book.akahoshitakuya.com/cmt/12218366
「書かないことの幸福」(角田)とか「言葉しか信じられない」(江國)とか「書くことの終わりが見えない」(朝吹)といった抽象的な一般論(しかもあちこちで聞き覚えのある)を真顔で語る姿は、本人は切実か知らんけど、傍から見ると退屈すぎてイライラする上、まともにその質問に受けて立つとますます退屈さが際立つなと思っていたら、途中で本当にただのガールズトーク(?)みたいになったり、具体的な実作についての話や、編集者と作家の関係の話をしたりして、こう、ファミレスで隣のテーブルの人達の話を聞いてるみたいで楽しかったです。
- 作者: 阿部和重
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/07/07
- メディア: 単行本
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