http://book.akahoshitakuya.com/cmt/14100767
70年代の後半に文芸時評なんて仕事をしてたのね、というのが率直に意外。それから筆力、みたいな言葉も平気で書いて見た目が時評っぽいのも意外。割と丁寧に積み上げて飛ばさずに書いていくタイプの人だと思っていたので、各回の最後で、今月の他の作品にもついでに触れておく、という軽さで感想が書かれているのは、この著者の他の著作にはあんまり見られないような。それだけにかえって色んな視点がぽんぽん出てて面白いかもしんない。
- 作者: 柄谷行人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1991/11/05
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (12件) を見る