http://bookmeter.com/cmt/50393035
現在のAIがどの辺まで来てるか教えてくれる本。価値の差を生み続ける、その加速に人間の速度がついていけなくなって産業資本主義は死ぬって思ってたけど、AIが人間以上の速度を実現して延命させるのかもねと思った。将棋を例にプロより強いなら棋士の価値って何って話があったけどたぶん、棋士はAIの最善手を解釈する、将棋がどんな世界を描くのか探る哲学者みたいになるだろうし、他分野も同様で、「AIに奪われたんじゃなく元々人間がやるべき仕事じゃなかっただけ」って話になるだけで、後は変化の衝撃吸収がどこまでできるかだけなんだ。
- 作者: 小林雅一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/03/19
- メディア: 新書
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