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文学は母国語を外国語に変容させる企てなのだという話、カントにおける私と自我が時間によって分離され関係づけられているみたいな話、黙示録が権力を作り出していく話のいずれも、静的な帰結ではなく常に更新され続けていく運動のことを言ってる。って考えると、本書の読み方自体も結論めいた箇所だけを見てもしょうがなくて、どういう運動でこの本が成立しているかを読まないとダメだろうなと思うものの、まるで力不足だった。本書自体が「母国語を外国語に変容させる企て」の実践になってるのかもしれないけど、そこを読むまでには至っていない。
- 作者: ジル・ドゥルーズ,守中高明,谷昌親
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 文庫
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