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マツダがフォードと、日産がルノーと提携して経営者を受け入れたことで立ち直ったのと同じように、シャープもジャパンディスプレイと提携して日本連合になるより、鴻海と提携した方が良いのでは、と著者は述べているけれど現実のその後はその通りになった。内部昇格型の社長が続くとおかしくなるからたまに外のプロ経営者に変えた方がいいのかもしれない。本書は日本のメーカーの経営判断の構造的な問題を分析するというより、液晶産業の構図や時代的な変化の解説が中心だった。
- 作者: 中田行彦
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2016/03/17
- メディア: 単行本
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