やしお

ふつうの会社員の日記です。

ジェフ・サザーランド『スクラム』

https://bookmeter.com/reviews/89506060

料理でも「なんか分からんが美味く/不味くできた」ということはあるが、条件や手順を明らかにして、言語化して再現性のある技術にまで持っていくのと同じように、仕事でもチームの生産性が妙に上がる/下がる場合があって、スクラムは上げる技術を体系化したものになっている。フォードシステムを敷衍したトヨタ生産方式を、さらに敷衍したものがスクラムで、米国→日本→米国という輸入の流れ。Steamのバルブ社の成功事例は、柄谷行人が『世界史の構造』で語った交換様式Dに基づくアソシエーションに近い状態なんじゃないかと漠然と思った。

スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術

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