http://book.akahoshitakuya.com/cmt/11564930
「構成学」がどういう領域を対象にする学問で、どういう歴史があるのかという前半、「構成学」の各要素について軽い具体例の後半。読み手と本の相対的な関係で面白いかどうか決まる悲しさで、自分にはちょっと退屈でした。前半は既知の概念を取りまとめて名前と位置が与えられただけで、後半は浅過ぎて、毒にも薬にも……。造形、色彩、デザイン、フラクタル、CG等々、今までいつの間にか個別に勉強してたんだなと知れたのは良かったかもしれません。本書で一番有用なのは巻末の「参考文献」かも。基礎的専門書のブックガイドになっていて。
- 作者: 三井秀樹
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1996/04/25
- メディア: 新書
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