会社の昇格試験が来月にあって、はじめて受けるんだけど、周りの人が気を遣っていろいろ説明してくれたり資料をくれる。過去問みたいな。
急に記憶よみがえってくるじゃん? なんでなんで。
学生のとき高専のとき定期テストでみんな過去問手に入れて対策してた。おれ部活で先輩とかいなかったし、同級生ともそんなに仲良かったわけじゃなくて、けっきょく一度も過去問つかわなかった。
ある同級生に「過去問とかつかってねえの?」とか言われて「うん、ぼくはそういうのいいや」って強がって言ったら、「もらう相手がいないだけでしょ」とか言われて本当につらかった。なんでそう思ったからってそういうこと言うの。って。
いまの自分だったらはじめっから素直に「いやあツテとかなくて、同級生にもなんか頼みづらくて」とか言えたのに、そのころはただ勝手に傷ついてた。
先輩いて、同級生いて、それで後輩がいて、そういう、ああ、おれ光のある道を歩いてきてなかったんだ、そうだった、ってこと急に思い出して。
なのにこんな大人になって、明日で28歳なのに、今になって頼んでなくても周りの人が「がんばってね」って感じでサポートしてくれてる。ありがてえなっーて。
でも職場で若い人がいないから、管理職の過去問をくれるんだけど、はっきしゆってたぶん問題ぜんぜんちがう。(来月受けるのはもっと下の職層の試験。)
めっちゃむずい。「フォークリフトの担当者とラインの担当者がケンカして、ネジをひとつかみ投げつけて怪我させた」案件の優先順位とかおれわかんないもん。(インバスケットってゆうホテルの支配人とか工場長とかになりきって考える試験)
でもそんなことはよくて、なんか自動的に気遣ってもらえてるっていう実感が、こんなふっつーに嬉しいもんなのと思って。今さらびっくりして。
おれも後輩できたらサポートする。でも平成生まれは虐待する。ぜったい。