やしお

ふつうの会社員の日記です。

喜瀬雅則『ホークス3軍はなぜ成功したのか?』

https://bookmeter.com/reviews/104157175
ホークスの事例含め他の多様な成功事例を見ても、「改善を愚直に実行した」「合目的性やコンセプトから逸脱せずにやり切った」という当たり前の話であることが多い。しかし「当たり前をやる」のが極めて難しいので「稀有な成功事例」になる。トップに大方針を掲げて後ろ盾になる人物がいて、その下に真剣に考えて実行する人物がいる、という構造が必要になる。ホークスのケースでは前者が王貞治、後者が小林至らだったという。人に依存しない仕組みをつくるには、つくる人に依存する、という循環構造のようなものがあって難しい。