やしお

ふつうの会社員の日記です。

五百蔵容『砕かれたハリルホジッチ・プラン』

https://bookmeter.com/reviews/77451348

少ないルールや制約から出発してこんな複雑な戦略や戦術が導出されて実際そんな戦いが起こっている、みたいな話は、将棋でもサッカーでも読んでて興奮する。(将棋も)サッカーも見ないしやらないから正確に理解できるわけではなくても、そういう話を読むのが楽しい。ハリルホジッチという人が、日本代表の過去の取り組みという時間軸に対して、世界のサッカーの状況という空間に対して、どういう位置付けだったのかもよく分かるし、改めてあの解任はW杯の結果によって正当化されるものでは全くないなということがよくわかる。