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9.11後のアフガン戦争、イラク戦争、アラブの春、ISやシリア内戦がどう推移したのかと、それらが第二次大戦後のどういう経緯で発生しているのかという背景を整理して解説してくれるありがたい本。WW2後イスラエルがアラブ共通の敵になった際、アラブ諸国のリーダーだったのがエジプトだったのが、最初にイスラエルと和平を結んでリーダーの地位を追われ、その後盟主になったサウジアラビアが今はイスラエルと接近して、現状アラブ諸国とイスラエルは敵対関係にはないという。
![9.11後の現代史 (講談社現代新書) 9.11後の現代史 (講談社現代新書)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41%2BRPRxTh0L._SL160_.jpg)
- 作者: 酒井啓子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/01/18
- メディア: 新書
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